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感動の実話映画!『天国からの奇跡』感想。親の苦悩と奇跡の物語。[死ぬまでに観たい映画]

Last updated on 2023年6月25日

久しぶりに感動した映画をご紹介します。

実話なのだそうです。

映画の最後に実話の元になった家族が出てきますので、どうぞ最後までご覧ください。

映画『天国からの奇跡』の要約

テキサスの小さな町に住む少女はある日突然、何の予兆もなく難病を患う。少女に起こった信じられない奇跡を描く、真実を元にした感動の物語。家族の絆と彼らを助ける周囲からの優しい思いやり、そして神様からの奇跡に涙する。2015年公開。

映画『天国からの奇跡』の作品情報

製作年:2016年
上映時間:109分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:パトリシア・リゲン
キャスト:ジェニファー・ガーナー、カイリー・ロジャーズ、マーティン・ヘンダーソン、ジョン・キャロル・リンチ etc

 

映画『天国からの奇跡』のあらすじ

小さな田舎町で暮らす少女アナ(カイリー・ロジャーズ)は、幼い頃から重い消化器疾患を患い入退院を繰り返していた。母クリスティ(ジェニファー・ガーナー)の努力により、やっとのことで遠方の大病院での診察と入院が叶うものの、検査の結果アナを治療する方法が無く、失意のうちに自宅に戻る。一方、二人が留守にしていた間、夫や2人の姉妹との間にも亀裂が生じていた。そんな中、アナが庭の大木から落ちてしまう事故が起こる。幸い一命を取りとめたが、彼女にはある驚くべき“奇跡”が待ち受けていた。

 

映画『天国からの奇跡』の物語・感想・ネタバレ

冒頭でも書いた通り、久しぶりに感動した映画でした。

最初は、原因不明の次女アナ(アナベル)の病気に両親は苦悩しながらもできる限りのことをするのですが、なかなか病気が良くならずに困惑し、苦悩し、疲弊する日々。

教会に毎週通うキリスト教信者でもあったのですが、神への信仰も薄らいでいきます。

アナ(アナベル)は十字架のネックレスを肌身離さずしていて、キリストがいつも一緒にいてくれているのを忘れないためにしていると、同じ病室にいたヘイリーという女の子に話します。そしてヘイリーにもキリストが一緒にいてくれているとアナベルは伝えます。ヘイリーはガンを患っているのですが、「死を恐れないで、神様はいつも一緒にいてくれている」と、そしてそのネックレスをヘイリーにあげます。

アナベルが一旦家に戻った時に、姉はアナを元気付けようと木登りをします。その際にアナは、老朽化して空洞化した木の穴の中に落ちてしまうのです。10mも高いところから落ちてしまって気を失ってしまったので両親や周りの人間は気が気ではありません。消防隊の救助が来て救助されるのですが、信じられない事に軽い脳震盪だけで、骨折もなく手足に傷もなく内出血もなかったのです。意識が回復した時は笑っていたと、医師は驚きを隠せませんでした。

その後、アナベルの病気が消えてしまうのです。病気のせいで膨らんでいたお腹もぺったんこに!

アナベルが言うには、老木から落ちてしまった時、幽体離脱をしたと言います。蝶々についていくと美しい花園やモネの睡蓮、雲の上を歩き、天国のようなところで神様と話したと言うのです。「戻りたくない」というアナベルに「病気は治るから戻りなさい」と光の存在から伝えられたと。

病気が治って母のクリスティが教会で演説するのですが、それがまたよかった。

「アナが病気になった時は理解できなかった。神を愛する娘がなぜ苦しむのか。希望を失い、孤独で、祈りへの応えことに怒りを覚え、神を疑い、信仰を失った。アイシュタイン曰く、人生は2通り。奇跡はないと思って生きるか、全てが奇跡と思って生きるか。」

そしてこれまでの奇跡を回想します。

アンジェラの同級生の男の子の優しさ。

母クリスティーの親友エミーの助け。

空港の職員が経済的に困窮している父親の持っていたクレジットカードがオンライン上で認証されないとき「アンジェラが死んじゃう」という末娘の声を聞き、最後のクレジットカードの認証時にコンピューターの電源を落とし、システムの障害だからと手書きのクレジットカードに変更してくれた配慮。

ボストンの小児科の権威のドクターは予約で数ヶ月先までいっぱいで誰かが亡くならないと予約が入れられない状態であるにもかかわらず、母クリスティーの必死の説得で、本来なら言われたことだけをする受付の女性の心を動かしてドクターに直談判してくれたこと。

ボストンでドクターの予約を待っている間、たまたま入ったレストランのウエイトレスがボストンのガイドを申し出て明るい性格でアナベルを勇気づけたこと。

「奇跡とは愛なのだ」

「奇跡とは優しさなのだ」とクリスティは語ります。

神は本当にいるのか?と思うような本当に苦しい境遇に立ち向かっている時、神を信じられるかどうかなんて私にもわかりません。

恨むかもしれません。

でも、私たちは、ここにいるだけで奇跡なんだと言うことを忘れてしまうのですよね。

どんな辛いことがあってもそのような体験を通して愛を体験しているのだと思うのです。こんなことを言うと反論される方もいるかもしれませんが・・。

この間書き留めたあるヨギの言葉を思い出しました。

人生に問題はありません。
ただ状況があるだけです。
人生でどんなことがあっても
あなたはそれを実現します。
あなたには素晴らしい可能性があります。
それを可能性として捉えることも、問題として捉えることもできます。
可能性と捉えるのか、問題と捉えるのか
これは全ての人間が選択することです。
しかし、この選択を実行するときは
あなた自分自身で実行しなければなりません。

ある事象を問題と捉えるのか、可能性と捉えるのかは人間が選択できると言うのです。

そういえば、イタリアの映画で「La vita e’ bella」ライフ・イズ・ビューティフル(1997)と言う映画ありました。第二次世界大戦の戦禍での物語です。

母と引き離され不安がるジョズエに対しグイドは嘘をつく。「これはゲームなんだ。泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点。いい子にしていれば点数がもらえて、1000点たまったら勝ち。勝ったら、本物の戦車に乗っておうちに帰れるんだ」。

そして戦争時にもかかわらずとても明るく生き抜くのです。

作品タイトルはロシアの革命家レフ・トロツキーがヨシフ・スターリンからの暗殺者に脅えながらも残した「人生は美しい」という言葉にちなんでいる。監督のベニーニは「どんな状況下でも人生は生きるに値するほど美しい」という信念に感銘を受け、物語を着想したそうです。

生きていると本当に様々なことがあります。今回の「天国からの奇跡」の両親の苦しみのようなことでなくても些細なことで人は気分を害してしまったり、もっと小さなことで苦しみます。

今一度、神の存在や私たちがここにいる奇跡について新ためて考え、感謝をしたいと思いました。

ミラクルは信じた人の元にしか訪れない。

生きがいの創造 スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ (PHP文庫)』と言う本の中で著者の経済学者の飯田史彦先生が論じられた、あちらの世界があるかどうかや神存在について、どうせなら信じた方がお得だと言う論も納得です。経済学者が言うのだから説得力あります。

とにかく、心がジーンとした映画でした。

あと家族がすごく仲が良いのにも感動しました。家族愛に溢れている。

もう一つ、ボストンの小児科の先生の明るさにも感動しました。本当に素敵な先生です。

ぜひ、チェックしてみてください。

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