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【揚げ物好きに朗報】油は悪いは間違い!自然界に存在する中で唯一の黄金バランスのオイルがあった!

Last updated on 2021年2月9日

『油=身体に悪い』という神話は崩れつつありますが、そのわけをご存知でしたか?

内容を知ると、揚げ物に対する意識が変わります。そして、油に対する意識も変わるはず!

Contents

 

揚げ物が体に悪い理由

悪い理由としてあげられるのは、揚げ物には「コレステロール」と「中性脂肪」が多く含まれているからということ。

揚げ物等を摂った場合、コレステロールは小腸で吸収された後、肝臓や血液中へと吸収されます。

肝臓に吸収されたコレステロールは血液中へと溶け出し、動脈硬化等を引き起こす原因となり、大腸へと到達したコレステロールは大腸の病気を引き起こす原因となります。

また、揚げ物には中性脂肪が沢山含まれていて、血液中に多い人は、高い確率で大腸ポリープや大腸癌を発症しているといったデータも有ります。

そんなわけで、「揚げ物は身体に悪い。」そんなイメージを多くの方がお持ちではないでしょうか。

さらに、日本の現代の食事では、圧倒的にリノール酸が多過ぎといわれています。

リノール酸の取り過ぎは身体に悪いということがわかってきています。

日本で一般的に使われている揚げ物用油は、リノール酸を多く含む原料の油を使って食用油を製造していました。また、その油を何度も使用していました。

リノール酸摂り過ぎの害 には、アレルギー、うつ、動脈硬化、がん、などがあげられます。

リノール酸を多く摂ることを控えなければいけないということです。

なぜそうなってしまったのでしょう?

・多くの食品メーカーが、リノール酸を多く含む原料の油を使って食用油を製造していた。
・リノール酸を多く含む原料(ヤシ、ダイズなど)は、安価だったので多用されていた。
・「動物性の飽和脂肪酸(バター、ラードなど)に比べ、コレステロールを下げる効果ある」と国がリノール酸をとることを奨励した。

などが考えられます。

ところが、最近になってリノール酸の過多が、アレルギーや心臓疾患を含む、数多くの疾患の原因になっていることが、問題になっています。

 

 

揚げ物が悪いのではなく油が悪い?

揚げ物は体に悪い。そんなイメージを覆すような論文が、2012年1月24日付の英医学誌「BMJ」(電子版)に報告されました。

英語です。英語が得意な方は直接読んでみて下さい。
http://kenko100.jp/articles/120130000424/

概略:

欧州の大規模研究に参加した29~69歳のスペイン人を対象とした分析で、揚げ魚やフライドポテトの摂取量と11年間の心血管疾患(心臓や血管など循環器の 病気)および全死亡(すべての理由による死亡)のリスクに、統計学的に有意な関連が認められなかったという。研究グループは、地中海式の食事を摂取するスペインならではの結果だと結論付けている。

研究グループは今回、揚げ物の摂取量と冠動脈疾患や全死亡のリスクに関係性が認められなかった要因の1つに、スペイン国内では食用油としてオリーブ油ヒマワリ油が多く用いられていることを挙げており、「その他の油脂による揚げ物はやはり有害だろう」との見解を示した。

要するに、体に悪いとされる原因は、揚げ物が原因ではなく、油が原因だということです!

揚げ物には、オリーブ油やひまわり油を使いましょう。揚げ物の好きな方に朗報ですね!

私は、オリーブ油ももったいないので、わりと小さめのお鍋に1cmか2cmくらい油を入れて、焼くようにあげています。

 

 

もう一歩踏み入って「オメガ3」

油は人間が生きていくためには必要不可欠で、重要な働きをしている栄養素です。

油の主成分脂肪酸。 油にはバターやゴマ油、牛脂など様々な種類がありますが、その成分はいずれも「脂肪酸」。

脂肪酸は、炭素と水素と酸素の3種類の原子で構成され、その構造によって分類され、その働きも異なります。

脂肪酸は分類方法によって、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の大きく2つに分けられます。

1. 飽和脂肪酸…溶ける温度が高く、室温では固体。体内で合成できる。

バター、ココナッツオイル、ラードなど

2. 不飽和脂肪酸…低い温度でも溶け、10~20℃程度の室温では液体。

オリーブオイル、べに花油、ゴマ油、エゴマ油など

 

私たちが通常お料理に使用している食用油は「不飽和脂肪酸」に分類されます。不飽和脂肪酸はエネルギー源でもあり、体の各種細胞膜の重要な構成成分です。

その中でも大きく一価不飽和脂肪酸(オメガ9系)、多価不飽和脂肪酸(オメガ6系、オメガ3系)と分けることができます。

日本の現代の食事では、圧倒的にリノール酸が多過ぎだと先ほども述べました。

その必須脂肪酸のリノール酸とα-リノレン酸をどんな割合で摂るかが非常に大切になってきます。

WHO(世界保健機構)が推奨する必須脂肪酸のバランスは、オメガ6:オメガ3の割合が4:1と言われています

オメガ6:オメガ3の割合比較:

オリーブオイル 9:1
アマニ油 1:4
ヘンプオイル 3:1

このヘンプオイルにご注目!

ヘンプオイルの主要成分は「必須脂肪酸」。 ヘンプオイルの特性のひとつとして、脂肪酸の割合が、理想的なバランスになっていることがあげられます。人の体にぴったりの完璧な割合です。

細胞の1つ1つを健康に保つために、細胞の代謝を引き受けるのが細胞膜。 その細胞膜を作る材料であったり、ホルモン生成の原料になるのが必須脂肪酸で、からだの維持に必ず必要な脂肪酸のことです。

体内ではつくれないので植物から補給する必要があります。

また、その必須脂肪酸のリノール酸とα-リノレン酸をどんな割合で摂るかが非常に大切です。

ヘンプオイルは、そのままの状態で、リノール酸とα-リノレン酸の割合が3:1

ヘンプオイルのオメガ6:オメガ3が、3:1の比率は非常に理想的な割合なのです。

 

 

なぜこのバランスが必要?

最近になってリノール酸過多が、アレルギーや心臓疾患を含む、数多くの疾患の原因になっていることが、問題になっています。

リノール酸摂り過ぎの害は、アレルギー、うつ、動脈硬化、がん、などと先ほど述べました。

では、なぜ摂り過ぎが悪いのでしょうか?

リノール酸:αリノレン酸の比率が3:1だと、油は体内でγリノレン酸に変化し、脳の発達・機能をたすけたり、炎症を抑えたり、免疫力を強化したり、さまざまなよい働きをします。

そのバランスがくずれ、リノレン酸摂取が過多になると、体内でアラキドン酸が増え、炎症を起こすホルモンにより様々な障害や病気を引き起こすことがわかってきています。

一般的にリノレン酸過多な食生活をしている人は、αリノレン酸(オメガ3)を含む油の摂取が必要だということです。昨今、TVなどでオメガ3が話題になっているのはそのような理由からです。

しかし、αリノレン酸(オメガ3)だけを大量に摂取するのではなく、要はバランスが大切なのです。

そこで、注目したいのがヘンプオイル。

先ほどの表でも示したとおり、3:1の完璧なバランスをもっています。

「自然界でこのバランスをもつオイルは、ヘンプオイルだけ」

なのだそうです。

ヘンプオイルにはコレステロールは含まれていません。

さらに中性脂肪を下げる働きもあります。

しかし現在のところ、ヘンプオイルは輸入品しかないので、食用油としては高価なことから揚げものにつかえるようなものではありません。

また、一般的には、熱を通すと栄養価を損なうとも言われています。

一日大さじ一杯から二杯の量を摂るといいと言われています。

また、ヘンプオイルはグリーン系の青みの強いくせのある味なのですが、その味が受けつけないという人もいるようです。

そのような方は、青臭さないきれいな黄色のヘンプオイルもあって、これなら、お料理の味もじゃませずに使えそうです。

それが、こちら。

無色透明きれいなクリアヘンプオイル500ml

 

まとめ

・「揚げもの=体に悪い」ではない。

・揚げものには、オリーブオイルやひまわり油を使おう。

・リノール酸過多にならないために、オメガ3を補おう!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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