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納豆より使いやすいスーパーフード「テンペ」で健康と美を手に入れる!

Last updated on 2021年3月9日

 「テンペ」というスーパーフードをご存知でしたか?

 

「テンペ」とは、大豆からできた食べ物です。アジア、特にインドネシアでは何百年も前から食べられている伝統的な発酵食品(Fermented Foods)で、肉・魚を食べない菜食主義の人達にその代用食品として好まれており、先進国のスーパーマーケットの冷蔵コーナーや健康食品コー ナーにはいろいろな種類の商品が並んでいます。

 

実際、私も何度も目にしていたのですが、いつも素通りしていました。なにやらあまり美味しくなさそうな、不思議な食べ物という印象でした。それが、ヴィーガンフードを研究するうちに、ガラリと意識が変わりました。

あるテレビ番組でテンペを毎日食べているという女性の血管年齢、肌年齢を調べたところ、
・血管年齢は平均 -7.4歳
・肌年齢は平均 -9.1歳
という驚異な数値の結果となったそうです。

今日は、そんな「テンペ」の魅力をくまなくお伝えしたいと思います。ぜひ、知識を吸収して、健康と美を手に入れて行って下さい!

Contents

    1. テンペとは?
    2. メリットは?
    3. 納豆とどうちがうの?
    4. 食べ方は?
    5. どこに売っているの?
    6. まとめ

 

1.テンペとは?

Wikipediaから簡単にさくっとご紹介。

テンペとは、インドネシア発祥の、大豆などをテンペ菌で発酵させた醗酵食品である。日本では「インドネシアの納豆」と呼ばれることもあるものの、発酵に使用されるのは納豆の場合は納豆菌であるのに対し、テンペはテンペ菌 (クモノスカビ)という異なるを使用している。

テンペの形状は固められたブロック状である。味は淡白であり納豆に やや似ているが、よほど発酵が進んだもの以外は臭気や苦味はほとんど無く、糸を引くこともなく、クセがないので食べやすい。インドネシアでは広く料理食材 として使われており、最近は欧米や日本でも健康食品としてクローズアップされており、日本では大量生産された商品がスーパーなどで販売される場合もある。

テンペは、インドネシアで数百年以上前から食べられている伝統的な発酵食品です。

近年では、自然派健康食品として欧米などの先進国でも食され、日本でも「インドネシアの納豆」として注目を集めている食べ物です。

テンペは、主に下記のような方法で使われています。

・肉や魚の代替品として料理に用いる

・塩やスパイスで味付けして油で揚げる

・ココナッツミルクのスープで煮る

・味付けしてケバブ風に焼く(串焼き) ※サムネイル写真につかっているもの

 

 

2. メリットは?

大豆発酵食品であるテンペは、大豆と同様の栄養機能をもっています。

  • 高タンパク
  • リノール酸などの必須脂肪酸を多く含む
  • コレステロールを含まない
  • イソフラボンによる更年期障害の緩和、骨粗しょう症予防効果
  • 大豆タンパク質による血中コレステロール低下作用

ダイエット効果・生活習慣病予防

テンペには豊富な栄養が詰まっており、中でも食物繊維が含まれているため、食前などに食べておくと満腹感を感じることができます。また、ダイエットの大敵であるコレステロールも0であり、タンパク質なども豊富に含まれていることでダイエット効果を期待することができます。海外ではそんな腹持ちの良いテンペを高カロリーな肉代わりとして食べることもあり、大豆を発酵させているテンペは日本人の口に合いやすい食品と言えるでしょう。

更にテンペには血管に付いたコレステロールを溶かす役割を持っているため、動脈硬化の予防に繋がったり、心臓病や脳梗塞などの疾病の予防にも役立ちます。また、高血圧や糖尿病といった現代病にも予防する働きがあるため、現代社会に生きる私たちにどれほど必要な栄養が詰まっているのか分かる優秀な食品でもあるのです。

 

整腸作用・デトックス・更年期障害予防・抗がん作用

テンペの効能には、整腸作用やデトックス効果、そして更年期障害の予防や更には抗がん作用まで期待できます。原料が大豆であるテンペは女性ホルモンによく似たイソフラボンという成分があるので、ホルモンの乱れで起こる更年期障害の予防や乳がんなどの抗がん作用、そして骨粗しょう症などの予防に加え、発酵食品が発揮する整腸作用や食物繊維のおかげで体内のデトックスを促してくれる効能を期待できます。

テンペの栄養は優秀すぎる

テンペに含まれている栄養も豊富です。女性が気にするカロリーも100g当たり202キロカロリーしかないのにも関わらず、タンパク質は100g当たり15.8gも含んでいます。また、食物繊維は10.2gで、他にもナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンなどを含んでいます。特にカリウムは100g当たり730mgもあり、リンも250mgも含んでおり、他にもビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6、ビタミン12、ビタミンEなども栄養が豊富です。健康食としても優秀な食品だと言えます。

出典:「日本食品標準表2015年版(七訂)」

 

3. 納豆とどうちがうの?

表にしてみました。

  テンペ 納豆
粘り 全くない 強い糸引き性のある粘り
臭い 弱い(栗の香り、イースト香り、キノコ臭) 強い(納豆臭)
淡白な風味、大豆の味 旨みが強い
食べ方

主に料理素材として使用する。

加熱調理して食べる。

料理に利用することもあるが、主に生のまま食べる。

テンペ菌(カビの一種)

学名「Rhizopus oligosporus」

納豆菌(細菌の一種)

学名「Bacillus subtilis (natto)」

発酵時間 30℃で約24時間 40℃で約18時間
賞味期限 2週間~6ヶ月とメーカーによって様々。 常温での保存は数日間程度冷蔵庫保管で1週間程度

個人的な意見としては、賞味期限が納豆より長いので、買い置きや長い保存ができるので、重宝します。

また、女性にうれしいイソフラボン効果があるので、女性にとっては常備しておきたいという需要に応えてくれます。

さらに、栄養成分もよいとなれば、納豆よりも使いやすく、さらにタンパク質のかわりになるということで、利用価値はマックスです。

味が淡白なので、自分の好きな味(カレー味、醤油味、エスニック味)など自由にアレンジできます。納豆は生で食べるのに対し、揚げたり、焼いたり、味付けを好みのものにしたり、お料理での利用度が広いというのも嬉しいです。

これからの災害等の保存食としても考慮したい食材です。

 

4. 食べ方は?

では、どんなふうにしてお料理するのでしょうか?

日本料理の場合は、ソテーにしたり、お肉や魚のかわりに入れて味付けをすることができます。

今回は、せっっかくなので、インドネシア料理をご紹介します。

オリジナルの英語のレシピはこちらからご覧頂けます。(→The Endress Meal)

テンペのサテ (7-8個分)

 

5. どこに売っているの?

オーガニック食材店やヴィーガン食材などを販売しているお店でよく取り扱っています。スーパーなどでも取り扱っているところもあります。近所で入手ができない方は、ネットショップを利用するのがおすすめです。

マルシン食品 テンペ100g

 

ABC ケチャップマニス

 

6. まとめ

  • テンペとは、大豆などをテンペ菌で発酵させたインドネシアの醗酵食品。
  • 高タンパクであり、必須脂肪酸を多く含み、コレステロールを含まない。
  • イソフラボンによる更年期障害の緩和、骨粗しょう症予防効果。
  • 大豆タンパク質による血中コレステロール低下作用。
  • ダイエット効果・生活習慣病予防になり、整腸作用・デトックス・更年期障害予防・抗がん作用も期待できる。
  • 賞味期限が納豆より長いので、買い置き等長い保存ができる。
  • 味が淡白なので、お肉や魚のかわりに入れて、味付けをすることができる。
  • 血管年齢、肌年齢の若返りを期待できる。

 

いかがでしたでしょうか?

テンペを試したことのないという方は、ぜひ一度おためしください。

 

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