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宇宙に一番近い場所ハワイ島で体験すべきこと8選!

Last updated on 2021年2月9日

オアフ島から飛行機で45分ほどで到着するハワイ島。

ハワイ島コナ空港へは、羽田からJALとハワイアンエアウェイズの直行便があるのをご存知でしたか?

身近になったハワイ島で体験すべきことをまとめてみました。

 

1 宇宙に一番近いマウナケアでサンセット/サンライズ/星空をみる

ハワイ島のマウナ・ケア山頂周辺には、世界各国の天文学研究機関に所属する第一級の天文台・望遠鏡が集合する区域があり、それをマウナケア天文台群と呼びます。

マウナケアの高い標高と太平洋中央に孤立した立地によって、この山は地球上で天文学の地上観測に最適な場所の一つとなっています。また、一年を通して天候が晴れの日が多く、 光害(街灯や夜の電気)が少ないので、観測がしやすいそうです。山道には、電灯などもありませんでした。

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マウナケア山で星空をみる。簡単なことのようですが、個人で行くのは、なかなかハードルが高いです。まず「4輪駆動でないといけない」また、「標高2900mで1時間くらいの休憩をとって体をならす」など、知識も必要です。まして、道路には電灯などがありませんし、車の運転も慣れていないと危険です。

なので、観光で行くのであれば、その筋の方とご一緒するか、必然的にツアーなどに参加することになります。

マウナケア山頂へのアクセス
●山頂まで道路が通じていますが、公共交通機関はありません
●山頂まで上るためには、4輪駆動車が必要です
・自家用4輪駆動車またはハーパー社 (Harper) の4輪駆動レンタカーを運転する
・チャーターを利用する
ご参考: マウナケア山頂域への乗り入れが許可されているツアー会社のリスト (ハワイ大学作成)。詳細は各ツアー会社にお尋ねください
・マウナケア山頂域での営業が認められている上記以外の方法 (タクシーなど) でいらしたお客様は、見学に参加いただけません

●体を高地に順応させるため、マウナケア山中腹 (標高約 2900 m 地点) の Maunakea Visitor Information Station (MKVIS) にて、1時間以上の休憩をお取りください

●町からの距離と所要時間 東岸のヒロ: 約 70 km (約 45 miles),約 2.5 時間 (MKVIS での休憩を含む)
西岸のコナ: 約 100 ~ 140 km (約 60 ~ 85 miles),3.5 ~ 4.5 時間 (MKVIS での休憩を含む)

すばる展望鏡

今回私はツアーに参加しました。そのツアーにもいろいろあって、サンセットを見るツアー、サンライズを見るツアーなどに分かれてれています。

ツアー会社も検索してみるといろいろでてきます。今回は、ハワイのオプショナルツアーが豊富なVELTRAを利用しました。マウナケア山頂サンライズで一人140ドルくらいです。それなら、価格もそれほどかわらなくて、島内観光もついているツアー「マウナケア山麓 星空観測&島内観光ツアー」を選ぶことにしました。こちらが一番人気なようで、売れ筋ナンバーワンでした。

しかし、問題がありました。星空観測は、天候によって見れない時もあります。また、こちらの星空観測は、山頂までいくものではありませんでした。なので、標高2000mくらいのところの星がよく見えるポイントで観測しました。望遠鏡をもってきていただいていたので、はじめて肉眼で木星のヨコシマ柄や土星の輪を見ることができました。お天気のせいもあってか、天の川はみることができませんでした。

ツアーは、現地ガイドの方ならではの知識を存分に教えていただき、すごく勉強になりました。ガイドの方は、運転をしながら、私たちが退屈しないようにゲームやショークを交えて楽しませてくれました。ご自身で回られる方もいらっしゃいますが、一日はこういうツアーに参加して、知識を入れてからまた行かれるのが一番よいのだと思います。

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もし、こういう満点の星空観測をお望みであれば、山頂にいくツアーをお試しください。私は、またリベンジしたい!

2 キラウェア火山で地球の息吹を感じる

赤いマグマが吹き出て流れているハワイ島の画像をテレビの画像でみたことはありませんか?これって見に行けるんだろうか?危険ではないの?と思っていましたが、私が行った時期は、活動が小康状態になっていて、全く安全でした。

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溶岩の種類にもいろいろあって、キラウェア火山のマグマは粘土質のような、どちらかというと蜂蜜のようなドロッとしたタイプ「パホイホイ溶岩」とゴツゴツした「アア溶岩」の2種類がありますが、どちらも日本のような噴火型ではないので、世界一安全な火山と言われています。

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赤く熱した溶岩がみられるかどうかは、その時期によります。私が訪れたときは、安全そのものでした。赤いマグマが近くで見れるかも?と期待していたのですが‥それはありませんでした。

上記の写真、溶岩台地というそうです。充分、地球の凄さを感じました。あの赤い溶岩が固まったものなんだと思うと‥。そしてそれが大地を形成している。もう本当に一見の価値ありです。

地球ってAmaging!

こちらには、VERTRAで予約した「一日島内観光のツアー」で連れて行ってもらいました。VELTRAは、世界のいろいろなオプションを取り扱っているサイトです。ハワイだけに限らず、ご旅行でオプションを付けたい時は、とっても便利です。私は、パリに行った時、荷物が多かったので、宿泊先までの送迎サービスをここで頼んだ事があります。現地の事情にまだ詳しくない時は、こういうのを利用すると非常に便利です☆

3 憧れの野生のイルカに会いに行く

ハワイ島には野生動物が多く生息しています。中でもコナの近くの沿岸には野生のイルカと出会うことのできるスポットがあって、ハワイ島のオプショナルツアーでも人気があるようです。

ですが、今回旅を同伴者の事を考えて、野生のイルカツアーは断念することになりました。というのは、この野生のイルカツアー、たいてい小さな船で、場合によってはゴムボートのようなもので行きます。そうすることで、そっと近付き、一緒に泳ぐ事が出来ます。

少人数の小さなツアーの船は、たいていおトイレも無ければ、日よけもありません。小さな子供さんや、年配者には向いていません。

そこでで、今回予約したツアーは、[ハワイ島 ケアラケクア湾シュノーケリングツアー 滑り台や飛び込み台完備の船で行く!<午前・午後/英語ガイド/食事付>by フェアウィンド号]

こちら、英語のみですが、大きな船で、朝食&昼食付きな上に真水のシャワーやシュノーケリング用具一式、トイレも完備。家族連れにも安心です。

全長18mのカタマラン(双胴船)フェアウインド号で、ハワイ随一の透明度を誇る海洋保護区ケアラケクア湾をクルージング!澄み渡った海で楽しむシュノーケリングでは、幻想的な海の世界を体感。熱帯魚やウミガメ、イルカに遭遇することも!

こんな写真と案内文に魅せられて、予約しました。その船がこちら。

Fair Wind 号

シュノーケリングしている時に、イルカも湾に入ってきていて、野生のイルカに遭遇しました!

素早くどこにいったのかわからなくなってしまったので、一緒に泳ぐということはできませんでしたが。

ケアラケクア湾は、海洋保護区ということで、珊瑚に触ったりすることも禁止されています。

YouTubeで他の方の動画を見ましたが、珊瑚の様子や魚の多さを比べると、魚の数も少なかったし、珊瑚もカラフルではありませんでした。もしかすると地球温暖化の影響なのかな?と思いました。
動画を撮影しましたので、参考にしてみてください。

いずれにしても冬のほうがお魚は沢山いるようです。夏のハイシーズンは人も多いので魚達も敬遠するのかもしれません。それでも美しいシュノエーケリングスポットであるのはまちがいなく、お魚も黄色いエンジェルフィッシュのようなものから白いラインのはいった黒い魚などいろいろな種類をみました。時間を忘れるシュノーケリングタイムでした。

ご予約はこちらから。

ハワイ島 ケアラケクア湾シュノーケリングツアー

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やっぱり野生のイルカと泳ぎたいという方は、それ専用ツアーを申し込みましょう! ドルフィンユーは日本の方がいらっしゃるので、日本語で参加できます。


4 地球上の13ある気候帯のうちハワイ島には”11の気候がある”を体験する

ハワイ島には日本のような四季がなく、一年を通して日中の気温があまり変わりません。

下の図はハワイ島の年平均気温を表したものです。海に面した沿岸域が一番気温が高く、島の中心に向かうにつれて気温が低くなっていきます。

なぜ島の中心部の気温が低いのでしょうか?その理由は、島の中心部にマウナケア山とマウナロア山があり、冬には雪が積もるほど標高が高いからです!

地球上の2つをのぞいたすべての気候を体験できるハワイ島

ハワイ島は大きな島なので、場所によって気候が大きく変わります。

どれだけ気候が多様かというと、なんとハワイ島では、世界に存在する13種類の気候区分のうち11種類を体験できます。

ハワイ島で体験できる気候は、熱帯雨林、熱帯モンスーン、ステップ、砂漠、地中海やツンドラ気候などなど。

逆にハワイ島で体験できない気候は、亜寒帯の気候と、一年を通して雪と氷に閉ざされているグリーンランド内陸部や南極大陸などの氷雪気候だけです。

島内を1日でめぐるツアーに参加すると、その気候の移り変わりが目に見えて解ります。西海岸のコナ側は、カラッとはれていても、東海岸のヒロのほうにいくにつれて、雨が降ると行った具合。

ヒロでは、365日のうち272日も雨が降る。と言われています。かたやコナのほうではお天気の日がほとんどです。晴天の日が多い乾燥した気候です。

そういったことからも、コナには有名なリゾート地がいくつかあります。また著名人の別荘もあるようです。

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ビル・ゲイツの別荘もあるようですが、彼は別荘を買う前にハワイ島に安心できる病院がなかったので、最初に病院をつくるために寄付をして、病院をつくってから、別荘を購入したというエピソードを聞きました。

年間の晴れ率が多いということは、 リゾート地としてはポイントが高いですね。

5 リゾートホテルでラグジュアリーなリゾートライフを堪能する

そんなめぐまれた気候にある西海岸には、世界でも屈指のリゾート地が開発されています。

有名なのは、ヒルトン系が開発したワイコロアビーチリゾート。

そしてもうひとつは、ロスチャイルド系が開発したといわれるマウナ・ラニリゾート。どちらかということ、こちらのほうが高級。スーパーなどの庶民的なものもなさそうで、本当のセレブ生活をする方たちのリゾートという感じです。

どちらも溶岩台地の中にパームツリーなど南国の自然が溢れる砂漠の中のユートピアのような存在です。

ヒルトンのホテルには、ホテル内に電車が走っているほど大きなもので、日本では考えられないリゾートスタイルです。現実味のないおとぎ話のような不思議な空気感。テーマパークにちかいかも。

電車から撮影した風景

ヒルトンには、日本人スタッフがいるので、言葉に不安のある方も安心です。また、プールはもちろんのこと、イルカと一緒に泳げるプール「ドルフィンクエスト」や、ショッピングセンターも充実していて、ここだけで、リゾートが完結してしまうという造りになっています。

星も火山も興味無し。あるいは何度も来ていてリラックスあるのみという方は、こういう場所でのんびり過ごすのもいいのかもしれません。

私たちが宿泊したのは、そこから車で5分ほどのマリオット系のホテルです。

 エントランス
玄関
玄関を抜けると開放的なラウンジ
客室

こちらには、プールもありましたが、プライベートビーチにも行く事もできます。

ホテルグループは大きく分けて、マリット系と、ヒルトン系、IHG系がありますが、マリオット系は、リッツカールトンを筆頭に下記のような系列ホテルが属しています。マリオット系は、世界最大のホテルグループです。

こちらのマリオット系のホテルでは、シェアリングというスタイルのリゾート権を販売していて、ビジネスなどでよく海外に行かれる方やご家族で定期的にリゾート地に行かれる方などにはうれしいアパートタイプのお部屋などが借りられます。

日本人スタッフの方がいらっしゃって、各日本人顧客にご案内をされています。

見学したアパートメントタイプの部屋のキッチン
リビングルーム

リゾート権なので、初期投資がそれなりに必要です。この説明をこちらのホテルで聞くだけで食事ができるほどのチケットが頂けます☆でも、リゾート権販売が目的なので、それなりにお話を聞かないといけません。先方もお仕事なので、ひやかしやチケット狙いならやめたほうがいいかも。でも「一度見てみたい」と思う方はぜひ、どうぞ!出張や旅行が多いという方には、とてもお得かもしれません。

6 コーヒー好きなら、ハワイコナコーヒーを味わい、満喫すべし!

ハワイのコナコーヒーは、耳にしたことがあるかもしれませんが、実際に飲んだ事はあるでしょうか?

コナ・コーヒー」は世界三大コーヒーのジャマイカ「ブルーマウンテンNO.1」、タンザニア「キリマンジャロ」と並ぶコーヒーでビッグアイランドの愛称を持つハワイ島の西側にあるコナ地区のみで栽培されるコーヒーで、有機農法による手作業で栽培されるので生産量は世界のコーヒー生産量の1%以下という非常に希少な珈琲豆になります。

「コナ・コーヒー」の中でも『コナ・レインフォレス農園』のコーヒーは、アメリカ大統領であるオバマ大統領や、ブッシュ大統領もホワイトハウスの晩餐会で飲んでいたそうです。

お味のほうは、香り高く、コクのあるしっかりした味わいでした。

日本でのコナコーヒーは、輸入豆になるため、価格が ハワイ島の価格より3倍の破格値になって販売されているとか?本当でしょうか?

ということで調べてみた。楽天市場では、227g 3480円でしたが、売切でした。

ハワイ島に行ったら、コナコーヒーを味わい、そして、気に入ったら迷わず買いましょう。私は、それだけが心残りでした。

島一周ツアーの車の中でドライバーさんの御厚意で、コナコーヒーのなかでも前オバマ大統領が晩餐会でもてなしたとうカウコーヒーをとてもリーズナブルな価格でご紹介いただき、数量が限定でお譲りいただけるということだったのですが、買いそこねました。200gで20ドルでお譲りいただけるというでしたが、空港で、同じコーヒーが38ドルで売られてました。

買い損ねたコーヒーはこちら。

コーヒー農園も見学できるところがあるので、コーヒー好きはぜひ、ぜひ訪れてみて下さい。


7 ヒロの街を散策して、ノルタルジックアメリカを体験する

西側のリゾート地コナに対して、東海岸にはヒロという都市があります。ヒロには、空港もあり、ホノルルから直行便が飛んでいます。モデルの長谷川潤さんは、このヒロの出身のようです。

ヒロはその昔、サトウキビ農家としてやってきた日系人が作った街と言われており、ヒロ湾に面したカメハメハ通り付近には今でも昔ながらの街並みが残っています。

ヒロの街並みは古き良きアメリカを彷彿させるたたずまい。カラフルな木造の建物が立ち並び、昔の映画館などものこっています。

日系の方が多いので、日本のお弁当のようなものも味わうことができます。ハワイの素材を利用したハワイアンお弁当は、れっきとしたローカルフードです。

そして、カメハメハ大王の像がヒロにもあります。

〈カメハメハ大王像〉というとオアフ島イオラニ宮殿向かいにあるものが有名ですが、ヒロにも存在します。1997年建立され、ハワイ州にある中で1番新しい大王像になります。

そもそもハワイはカメハメハ1世によって1975年にハワイ王国として統一されたのが始まり。カラカウア通りやリリウオカラニ公園など当時の王族の名がハワイ各所に残っていて、今でも島の人たちに親しまれています。

このカメハメハ大王はワイピオ渓谷で幼少期を過ごしたそうですが、この地には自然の不思議なパワーがあるとされていて、そのせいか、カメハメハ大王は、体格も人並み以上に大きく、頑丈な体をしていたそうです。大王のようなリーダーになられた方なので、体格以外にもカリスマ性と人と率いる器量をお持ちの人格者だったのではないかと想像します。


8 黒砂海岸へウミガメに会いに行く

溶岩が砂になった海岸が黒砂海岸です。ハワイ島の南側に位置している プナルウ黒砂海岸は、コナ空港からは車で約2時間ほど。この海岸、ウミガメの産卵地としても有名で、ウミガメに出会うことできるチャンスがいっぱいです。

私たちは、もうひとつ黒砂海岸、ハプナビーチの近くのプライベート住宅エリアにある49黒砂海岸(ブラック・サンド・ビーチ)に行きました。プライベートな住宅街の中にあってゲートを通らないといけないので、場所がわかりずらいのですが、「黒砂海岸に行きたい」というと、すんなりゲートをとおしてくれます。小さなビーチでしたが、砂は本当に黒かった。不思議なビーチの風景でした。

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残念ながら、ウミガメには遭遇しませんでした。

いかがでしたでしょうか?
ハワイ島に行かれるのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

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