四条烏丸駅から5分ほど歩いたところにある「和食 晴ル」さんに行った時の忘備録です。
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小粋な和食・小料理屋さん
カウンター11席だけのオープンキッチン。手捌きの様子が見えます。
2020年に建て替えされて、壁はコンクリートブロックで仕上げ、カジュアルでシックな雰囲気になりました。それ以前は、ちょっとレトロな感じ雰囲気だったので、見違えました。
ミシュラン・ビブグルマン獲得
ミシュランガイドのビューポイント
料亭仕込みの料理を気軽にと話す桔川晴年氏。屋号に“和食”を冠し、単品に限るのもそれが理由。太巻きの「晴ル風鯖寿し」と滑らかなポテトサラダが定番。冬のおでんは種ごとに下ごしらえを施すなど、炊き合わせの仕事を生かす。素朴な料理を作家物や骨董の器が引き立てている。
ロケーション
お料理
紙に書かれた定番メニューと黒板の本日のメニューから選びます。もう売り切れのものもちらほらあったので、早めに行ったほうがいい。
雪のちらつく寒い日に、この湯気が立ち上がるこの付き出しは、非常日嬉しい。
モッツァレッラチーズかと思うような風貌のポテサラ。ポテトそのものに味がある。その良さを壊さないように纏ったマヨネーズソースのバランスが絶妙。
穴子のお造りはお初でした。どれも美味しいけど、特に一番手前のお造りが脂が乗っていて一番美味しかった。確か、氷見の寒ぶりだったと思う。
油揚げは新潟の「栃尾の油揚」で、肉厚なので有名。食べ応えあって、お出汁もよく吸っていておでんにはバッチリな具です。大根はお出汁が染み込んでいて文句なし。完璧なおでん。
もも肉と、左の茶色いのがハツ、真ん中が身、右の茶色いのがレバーだそうです。
ほんのりとガーリックと醤油の風味ですが、上品なお味の唐揚げでした。
繊細な京都のキンピラ。
もうね、本当に柔らかい。周りのソースは味が濃く見えるのですが、全くそうでない。辛子がついているところがまたイイ。
人気の鯖寿司。予約時に予約することもできるそうですが、最後の一貫を半分ずつ連れと分け合いました。
ストレート麺とたっぷりのスープ、そしてネギだけのシンプルなもの。和食のお出汁がきいているラーメンだと思ったら、スープのベースはおでんの汁だそうです。それに醤油などで味付けしたもので仕立てているのだそうです。麺の茹で加減もバッチリで、胡椒が効いている和食のラーメン。なかなかな味。
感想
孤独のグルメに出てきそうなほっこりする小料理屋さん。3人の方でお店は回していらっしゃって、お料理もとても丁寧な様子がハシバシに伺えます。
また、お料理と一緒に楽しんでもらいたいのは、器。一皿一皿違う趣があります。
お店を建て替えをされてから、とても雰囲気が変わりました。
ご友人とお話に花を咲かせるのもよし、お店の大将とお料理の話をするのもよし、ちょっとフラッと出かけたいお店ですが、最近は人気も出てきたので、予約したほうが無難。特に週末は、11席のカウンターはすぐに埋まってしまいます。
京都らしい一品もあり、遠くから来られる人もあるようです。大将は和久傳で修行されていて、お味は確か。京都人に愛さる小料理屋です。
お店情報
和食 晴ル(ハル)
京都府京都市下京区神明町230-2
営業時間 【火~金】17:00〜22:30(L.O) 日曜営業 定休日 月曜日 (月曜日が祝日の際は火曜日) 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 (カード不可!)
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