Last updated on 2021年3月9日
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Table of Contents / コンテンツ *好きなところから読めます。
世界一美しいボルドーの秘密(字幕版)
あらすじ
(C) 2012 Lion Rock Films Pty Limited
【内容紹介】
俳優ラッセル・クロウが案内する、世界最上級の品質と誇り――
由緒あるボルドーの知られざるワインビジネスの真実と、ワインに魅入られた人々に迫るドキュメンタリー
◆世界最高峰のワインの驚くべき真実を描き出す、衝撃のドキュメンタリー! ! !
世界中の映画祭が熱狂し、絶賛レビューの嵐!
☆2014オーストラリア映画協会賞 最優秀長編ドキュメンタリー賞&ドキュメンタリー監督賞 受賞
☆2013トライベッカ映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート
☆2013サンパウロ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞ノミネート
クギづけ! ! ★★★★ – ブルームバーグTV
驚くほど深い ★★★★ – movieroomreviews.com
酔わせる! 魅力的! 必見! – NYC MOVIE GURU
◆ナレーションは俳優のラッセル・クロウ。自身もワイナリーを経営するフランシス・フォード・コッポラ監督も登場。
マルゴー、ラフィット、ペトリュスをはじめ、ボルドーの一流シャトーのトップ達、
さらにはパーカー・ポイントで知られる世界で最も影響力のあるワイン評論家のロバート・パーカーらが語る貴重な映像!
◆ナポレオン3世によって第一級の称号を与えられて以来、世界に君臨し続けるボルドー・シャトーの秘密が解き明かされる!
ボルドーの名門シャトーが、いかに伝統を維持しつつ世界市場をコントロールしてきたのか、
その驚くべき販売方法や歴史、そして、ワインにかける熱い情熱と技術が語られる。
【作品内容】
◎ヴィンテージワインは誰の口に?
ボルドーワインの繁栄の裏には、刻々と変化する世界市場とグローバル経済とが密接に結びついている。
そして今、ボルドーは、大きな危機に直面している。
欧米の伝統的な顧客は減少し、中国を筆頭とする新興国の富豪によって、ボルドーは凄まじい価値まで押し上げている。
2013年に赤ワインの消費量が世界一となり、“すべて”を手に入れようとする中国の需要に対し、
果たして伝統あるボルドーのシャトーたちは、この状況にどのように立ち向かうのか。
◎世界を魅了し続ける、ボルドーワインの歴史と品質
何世紀にもわたり、富と権力の象徴として、マリー・アントワネットにも愛されたボルドーワイン。
1855年のパリ万国博覧会では、ナポレオン3世によって、初めて公式にワインが”格付け”された。
第一級に選ばれた4つのシャトー(ラフィット、マルゴー、ラトゥール、オー・ブリオン)と、
1973年に昇級したムートン・ロートシルトは”5大シャトー”と称され、ボルドーは世界での地位を確立した。
そして、最上級の品質と誇りを維持し続けているボルドーは、今もなお著名人やセレブたちを魅了する存在である。
【キャスト】
◆ナレーション
ラッセル・クロウ『ノア 約束の舟』『グラディエーター』(出演)
◆登場人物
フランシス・F・コッポラ『ゴッド・ファーザー』(監督)
ロバート・パーカー(世界で最も影響力のあるワイン評論家)
クリスチャン・ムエックス(シャトー・ペトリュス顧問)
ポール・ポンタリエ(シャトー・マルゴー総支配人)
【スタッフ】
監督:デヴィッド・ローチ『ヤング・アインシュタイン』(製作)
監督・製作:ワーウィック・ロス『ヤング・アインシュタイン』(製作)
製作総指揮:ロバート・コー
撮影:スティーヴ・アーノルド/リー・プルブロック
感想
私は、普段は手ごろなテーブルワインがメインですが、ある意味、ワインは、ステータスの象徴。
原題は「Red Obsession」つまり、赤い執着。
ワインのお値段はピンからキリまであります。
コンビニでは数百円で売られるようになったし、かと思えば、一本何百万円もの値段がつくものもあります。
ボルドーワインは、投資の対象にもなっていて、サザビーでのオークションで売られていたりもします。
そんなワインとは縁はありませんが、成功したり、お金持ちになると、どういうわけか、こういうバカ高いワインの虜になるようです。
そして、今や中国でワインを楽しむ一般人が増えてきているという現在、フランスでは「眠っていた獅子が起き出した」と形容して、中国市場はもはや無視できない存在。
映画内では、中国の山東省のワイナリーが紹介されていました。
オーナーはもちろん中国人。
それは、ヨーロッパのどこかの国なのかと思わせるような全くヨーロッパに似せたもの。
昔、オランダでチューリップの球根が邸宅が買えるほど高騰したというチューリップフィーバーというのがありましたが、中国でのワイン熱をみてそれを思い出しました。
解き放たれた獅子は、成熟した文化を貪るような響宴をしているのようにも見えます。
それは、一時期の日本のように。
華麗なるギャッツビーのあの時代のような狂気めいた消費にも似ています。
ワインは、20世紀初頭のペストが蔓延した後、人の手がいらない農作物としてヨーロッパでの栽培が広まったと聞きました。
ということは、中国の広い大地にワインが栽培され始めても何もおかしくないし、すでに政府指導で始まっているらしい。
この映画は、2014年に作られたようですが、何かに導かれているようにタイムリーな時系列をなしているようです。
その土地の土壌や太陽の日照度によって、ブドウの味も変わるけれど、質の高い醸造さえしっかりしていれば、それなりに個性豊かなワインができ、何ら中国産のワインが世界を圧巻する日もそれほど遠くない気がしてきました。
「人の歴史は繰り返す」そんなことを考えながら、視聴しました。
やっぱり、カリフォルニアワインの次は、中国のワインがフランスを負かすんだろうなあ。
すごい世界の転換期に生きているなあ。
映画の視聴はこちらから。
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